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治る根管治療(マイクロスコープ、チタンファイル)

根管治療は抜髄(ばつずい)と感染根管治療(かんせんこんかんちりょう)とは

根管治療は抜髄(ばつずい)と感染根管治療(かんせんこんかんちりょう)に 分けられます。
神経が生きているか 死んでいるかの 2つです。
治療法は、ほぼ同じですが、再発のない治療法が必要ですが、歯科医師の技術差が出る治療です。
炎症や感染した歯髄やその残骸が取り除かれ、根(歯)の内部を綺麗に洗浄します。
最終的に、根管内を綺麗にできるかどうかが、根管治療の全てですが、盛岡市 いいや 岩手県でも チタンファイルやEMAT そして MTAを使って、完全殺菌できる先生は多くありません。
根管拡大、根管洗浄、根管充填という流れです。
根管治療だけは、歯医者の選び方で、予後がはっきりと分かれる治療です。
マイクロスコープも保険診療ですが、MTAなども協力度が高い患者さんには、絶対使いたくなる材料です。
治療が長引くほど、予後は良くないので、予約だけはお守りいただく必要があります。

神経の治療
目次

治せる、治る根管治療

垂直加圧根管充填

本当に、 確実な根管治療の為に、必要な治療法です。三次元的治療法が、必要です。歯の根本に膿がたまり、骨が吸収して腫れが起きるのは、根管治療の失敗からおこります。

(2012年、確実な治療法が確立されてきました)

根の治療のやり直しが増えています。見えないところの治療ほど、確実な治療を受けましょう。
歯科用レーザーや殺菌水、MTAなどの応用により、ほとんど失敗しない治療を行うことが出来ます。
根管治療には 少なくとも 器械(トライオート、チタンファイル)で行う根管拡大(ファイリング)と緊密な根管充填(加圧根充)が 必要です。

全てが治ることがない根管治療

根管治療は、歯科治療の中でも難しい治療です。すべての病気が治ることがないと同様に、歯科でも特に根管治療は予後が良くない治療です。誰がやっても、結果は同じ場合もあります。特に、再根管治療の場合は、治療を開始して予後が悪い場合には、抜歯に至る場合も少なくありません、結論は、神経をとらなくてはならないような、大きな虫歯を作らないことです。

MTAと骨再生医療EMATで殺菌

根管治療

当院では殺菌水(次亜塩素酸水)と 歯科用レーザーを使って完全に無菌・乾燥させています。
根管充填(根充)前に、根管を無菌的します。
根管の先は MTAとEMATで殺菌します。
EMAT(イーマット)とは、ご自身が本来持っている「骨芽細胞」という骨をつくる細胞を活性化させ、溶けてしまった「歯を支える骨(歯槽骨)」を蘇らせる再生医療で、保険診療内で行えます。

根管治療

根の治療とは

1.根(根管)の中をきれいにします(根管拡大・根管形成)
2.根の中に、空洞のないように、緊密に ガ^タパーチャなどを詰めます。
 成功の方法は、MTAを使う歯医者か、使わない歯医者です。

根管形成・根管清掃

根管の長さを正確に測定して、安全、確実に根管を拡大することが出来ます。
ニッケルチタンファイルとの組み合わせにより、機械的根管拡大では困難であった 湾曲根管の拡大が可能となりました。
アピットを併用することにより、さらに根管の長さを正確に測定することが出来ます。
根管拡大方法はクラウンバック法で行っております。

トライオート
トライオートZX2

正確な根管治療・根管充填

日本では、根管治療の専門医はなかなかいないのですが、根管治療の後に痛みが出たり、治療後も痛い等の症状がでたり、失敗をするケースも少なくありません。
当院では、根管充填の方法でもシーラーにMTAを使うことにより、永久的に根を殺菌することが可能になりました。
根管充填は、最近では NiTiコンデンサー法(NewMcSpadden法)も、流行です。
根の治療は期間がかかる場合もありますが、いつまでも終わらないわけではありません。
家でいえば基礎工事みたいなもので、確実に治しましょう。

根管治療だけは、腕の差が出ます

幹細胞治療も、根管治療に使われるようになりました。
しかし、根の治療は、赤字になります。
アメリカ式の根の治療を行っていますが、そういうことも、なかなか治らない要因かもしれません。

保険診療の根管治療と保険外の根管治療

根管治療を成功に導くためには、簡単には保険では使うことができない、CT・マイクロスコープ・ラバーダムを使用することが大きなポイントです。
当院でも、困難な根管治療の場合は、CT撮影をして、マイクロスコープを使った治療を行っています。
4根管の根管治療などは、保険診療が認められています。

最新根管治療器具

MTAと骨再生医療EMAT

昨今 雑誌で紹介されている EMAT(株式会社 モリタ)です。
厚労省より医療機器として認可されている器械で、保険診療内で治療が可能です。

EMAT

根管充填(根充)前に、根管を無菌的にできます。
再生医療EMAT(Electro-Magnetic Apical Treatment)とは、根尖病変に対し電磁波を照射することにより、殺菌及び骨芽細胞を活性化させ、歯槽骨の再生を促進させる治療法です。

雑誌記事

歯の骨がよみがえる「EMATの奇跡」

Xスマートプラス

平成24年11月9日から11日までに行われた、デンタルショーにて発表された、世界最先端の治療器械です。
X-スマート プラスは、Wave・Oneに対応した反復回転運動機能を搭載した先進知能を有するエンドモーターです。各ファイルに必要なプログラムを設定することにより、ファイル選択操作を容易しました。

WAVE ONE System

Wave・One System は、電動式歯科用NiTi ファイル、Wave・One File (ウェーブワンファイル)、および
先進知能を有する歯科用根管拡大装置、X-スマート プラスから構成される新しい根管治療装置です。

トライオートZX

最新のトライオートを購入しました
2代目となります
ほとんどの根管治療のトップドクターは この器械を使用しています
今は 手で行うことはほとんどありません

根管長測定器

根の治療では、正確な根の長さを測定することが必要です。

オサダアピット

最終的に手指で根管形成をして、その際に根管長を測定するときに使用します。
根管を乾燥させずに測定が可能 なため、 湿潤根管で測定が可能です。根管を乾燥させる必要がなく、治療時間が短縮できます。
また、 2つの異なった周波数の相対値法での測定方法により、0.1mm単位での精密な測定が行えるため、精密な測定が可能です。

根の中を空洞のないようにつめます(根管充填)

根管充填は術者の技術の差が出るところです。確実な根管形成、根管充填が要求されます。
根管充填は最近では、垂直加圧根管充填が推奨されています。

ObturaⅡ

加圧根充器を使用して加圧根充を行っていましたが、現在は最新の加圧根充器具を使用しています。
根の中をガッタパーチャという材料で空洞のないようにつめます。
このシステムにより、確実な根管充填が出来るようになりました。

スーパーエンドアルファ2

盛岡ツイン歯科クリニック

先端の器械と材料で、治りにくい根管治療を行います

根管治療の費用は?

通常は、保険診療で行われますが、保険外診療で行うところもあります。
費用は、部位(根管数)、回数によって異なりますが、高くても3000円くらいです

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