歯科レーザーを岩手県で初めて使った歯科医院として有名でしたが、引き続き 多種類のレーザーをそろえています。
様々な、歯の状態を治療するためのレーザー治療で、歯茎を再形成したり、根管治療中に細菌を除去するために使用されます。
特に、面白いのはコールドレーザーですが、レーザーの知識も得られるので、動画をご覧ください。
そのメカニズムを、YouTubeの コールドレーザー治療のメカニズム でご覧ください。
歯科レーザーの適応症
1.虫歯予防、虫歯治療
2.歯周病菌の除菌
3.根管内の殺菌
4・ホワイトニング
5.外科処置
歯科レーザー治療のメリット、デメリット
メリットは
1.痛みが少ない
2,治りが早い
3.出血が少ない
4.音が気にならない
デメリットは
1.全ての治療に使えない
2,保険外診療の場合がある
歯科レーザーの治療法
LAPT歯周病治療に、必須のレーザーです。
当院では、CO2レーザー、ダイオードレーザー(半導体)、コールドレーザー、He-Neレーザー、アルゴンレーザー、ダイアグノデントを使用しています。
当院レーザー設備を見る
CO2レーザー適応症
予防
エナメル質の耐酸性強化、初期の虫歯進行抑制。
耐酸性強化にはかなりの効果がみられます。
使用するレーザーの種類:CO2,アルゴンレーザー
シーラントとは、虫歯に溝を樹脂で埋める方法です。CO2レーザー照射だけで、本来は歯が強固になります。
レーザーシーラント
むし歯になりづらくするために、歯の溝を埋める方法(歯のシーラント)に、オゾン水で溝を洗浄後、レーザーを照射して、シーラントをうめる方法です。確実な虫歯予防法の1つです。
診断
歯髄の診断:歯髄の生死を明らかにすることが出来ます。
使用するレーザーの種類:半導体レーザー
知覚過敏
知覚過敏の治療には従来薬剤を使用していましたが、レーザーを使うことで、歯を変色させない、切削しない、歯髄を刺激しない、効果が早いといった利点があります。
レーザー麻酔
歯肉に対して表面麻酔に近い効果が得られます。
使用するレーザーの種類:ダイオードレーザー,パルス型Nd:YAGレーザーなど
根管治療
根管治療そのもの、およびその周辺の治療に使用します。
通常だと治療しにくい、歯の内部にある細い管内の汚物の蒸散や殺菌、消毒に使います。
歯周治療
歯周ポケット内の照射により、細菌の減少、壊死セメント質の除去、さらに歯肉切除などに使用します。
色素沈着の除去
従来は局部麻酔を行いながら、薬物による治療を行っていましたが、レーザーによる無麻酔での治療も有効です。
使用するレーザーの種類:アルゴンレーザー、CO2レーザー、Nd:YAGレーザーなど
口内炎
口内炎の消炎、鎮痛から腫瘍の除去に使用します。鎮痛に関しては速効性があるため、薬剤との併用で、より効果的に治すことが可能です。
漂白
漂白剤の科学反応を促進させるために使用します。かなり有効です。
使用するレーザーの種類:アルゴンレーザー
矯正
矯正のブラケットを歯面から撤去するときにレーザーを照射すると、接着剤の残留を少なくするとともに、撤去時の痛みを軽減します。
使用するレーザーの種類:CO2レーザー
インプラントへの応用
レーザーのもつ殺菌、止血、麻酔機能を利用してインプラント埋入時、二次手術、インプラント周囲歯肉の整形など幅広く利用します。
顎関節症への応用
レーザーを照射することにより、疼痛を緩和するとともに、治癒を促進させます。。
歯科レーザー治療の費用は?
歯を削るものや、口内炎の治療には、一部保険導入されているものがありますが、先端歯科用レーザーは、保険のきかないものもあります。
歯科医院に問い合わせてみてください。
盛岡ツイン歯科クリニックでは、特別な料金はいただいておりません。